
トップ >> お気に入り専門用語いろいろ ~ 無名祭祀書
【解説】フリードリヒ・ウィルヘルム・フォン・ユンツトが世界各地を遍歴する過程で見聞きした奇怪な伝承を書きとどめた禁断の書物。別名「黒の書(The Black Book)」とも呼ばれ、内容は古代の石碑や秘密宗派の教典から写し取られた古代文字や旧支配者の実体ついてなどが記されている。1839年にドイツのデユッセルドルフで初版が刊行され、ドイツ語の原題は「Unaussprechlichen Kulten」フォン・ユンツト本人は、『無名祭祀書』刊行の翌年である1840年に鍵と閂のかかった密室で巨大な爪痕を喉に残した死体となって発見された。部屋の床には『無名祭祀書』に未収録の草稿が破り捨てられており、これを復元して読んだフランス人の友人であるアレクシス・ラドーは読み終えるなり草稿を火にくべ、剃刀で喉を切って命を絶ったという。